生体情報コース

 

生体情報コース

 生体機能の優れた点を見いだしそれを工学的観点から解析し、医療や福祉に結びつけていくことは重要です。我が国は比類なき高齢化社会に急速に進みつつあり、福祉や介護などにおける知能情報工学や生体情報工学の担う役割は非常に大きいといえます。今日、ヒトや他の生物種のゲノムの解明が急速に進んだのに対し、マクロなレベルでは脳の記憶や認知、生体の器官機能制御など未知な事柄が多いままです。生体情報コースは、マクロなレベルでヒトをとらえ、生体のシステムの機能や構造を、電子工学、情報工学的な側面から解明し、医療、福祉、介護などの領域へフィードバックを行うことができる人材育成を目的としています。本コースは生体の機能や構造をマクロ、ミクロのレベルでイメージングする分野、ヒトの機能の計測と解析、情報伝達を中心に取り扱う分野、そして、これらの情報処理や生体機能を工学的に応用し福祉、介護などへ展開する分野の計3分野で構成されます。

生物やヒトの有する情報や情報伝達の仕組み、機能を遺伝子からヒトまで広範囲にわたり統一的に教授し、これらの成果を医療や介護・福祉まで応用できる生命科学と電子工学、情報工学の双方に強い人材を育成し、医療機器産業、バイオテクノロジー産業などさまざまな工学分野へ展開できる研究者、技術者を輩出することを目指します。